富山水辺の映像祭スフィア2015

公募テーマ 「フォーカス」

審査員 ※敬称略、五十音順
伊東順二 (富山水辺の映像祭総合プロデューサー)
岡本美津子 (東京藝術大学大学院教授)
西島治樹 (メディアアーティスト・富山大学講師)
本木克英 (映画監督)
ヤン・イクチュン (映画監督)
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富山水辺の映像祭スフィア TOYAMA WATERFRONT FILM FESTIVAL SPHERE
〒930-8510 富山市新桜町7番38号
TEL:076-443-2054 FAX:076-443-2190
E-mail toyamamizube@thinktoyama.jp
Toyama Waterfront Film Festival Sphere 2015

水辺の映像祭スフィア2015 受賞作品一覧

富山水辺の映像祭スフィア2015講評

【映画監督 本木克英氏】

 今回、グランプリ・ネクストスフィア賞・優秀賞に輝いた全5作品について、共通して感じたことは、きめが細かい演出がされていて、オリジナリティがあり、異色で良質な作品であった。

 グランプリ作品「東京コスモ」は、映像が驚異的で、登場人物の少女の気持ちが東京の上空に広がっていくという創りが非常に上手く表現されていた。

 ネクストスフィア賞作品「息子が見ている」は、シリアスなテーマでありながらも、ストレートに上手に表現されており、キャスティングや演出の仕方が素晴らしかった。

 優秀賞作品「ガッセ」は、アップを多用した映像で、脚本が素晴らしく、作品後半の展開も興味を引く創りとなっており、よかった。
 優秀賞作品「全力で走る」は、登場人物の少女の気持ちが映像に非常に上手に落とし込まれており、疾走する姿や雨粒の表現もよかった。
 優秀賞作品「Willy’s Night of Surprises」は、インターナショナルな作品に仕上がっており、楽しい作品に仕上がっていた。

本映像祭での受賞を、皆様の今後の創作活動に生かしていただきたい。

テーマ「フォーカス」

富山水辺の映像祭 2015

グランプリ

作品名: 東京コスモ

氏名:宮内 貴広(みやうち たかひろ)
年齢:26 居住地:神奈川県
作品時間: 4分40秒

作品コメント:
一人暮らしの孤独、ならではの戦いに焦点(フォーカス)を当て、小さな戦いを大スペクタルのエンタテイメントとして描きました。

ネクストスフィア賞

作品名:息子が見ている

氏名:草苅 勲(くさかり いさお)
年齢:43 居住地:埼玉県
作品時間: 5分00秒

何かをこの世に残して死にたいと思う人は多いと思います。立派な記録や勲章だけでなく、誰かの心に何か小さな思い出を残すことも、私はすごいことだと考えています。この物語の主人公は死後に自分の臓器を残します。残していった臓器で救われる命もあります。そんな臓器移植のことを考えてもいいのではと思いながら、この作品を制作しました。

優秀賞

作品名:ガッセ

氏名:岡 真太郎(おか しんたろう)
年齢:30 居住地:東京都
作品時間: 4分53秒

芸術の価値と喪失感にフォーカスしたショートフィルムです。

作品名:全力で走る

氏名:加藤 大志(かとう だいし)
年齢:32 居住地:東京都
作品時間: 5分00秒

少女の心境を具現化したものをカメラとして心の動きをフォーカスとリンクさせて物語を作りました。
雨を降らせ、水の美しさをスローモーションで撮影することにこだわりました。
映像の美しさが伝われば良いと思っています。

作品名:Willy’s Night of Surprises(ウィリーズナイトオブサプライジィズ)

氏名:久目 健人<Team AT‐1>(くめ けんと<チームエーティーワン>)
年齢:21 居住地:東京都
作品時間: 3分47秒

しっかりとしたストーリーを持ちつつ、エンターテインメント作品として見ていただける短編を目指して制作をスタートさせました。ゴーストというキャラクターを用いた理由は、キャラクターの表現に自由度が高くCGとして挑戦のし甲斐があるということ、またゴーストという存在が既にイメージとして認知されている分、細かい設定説明なしで、すぐにストーリーに集中してもらえるのではないかとの理由からです。企画段階から作品には言語の制約をなくし、どの国の人でも楽しんでもらえるよう「セリフのないアニメーション」のみで話が理解できるように作りました。